深き海より蒼き樹々のつぶやき

Sochan Blog---深海蒼樹

とりあえずここに引っ越すかな

とあるサーバーを借りてブログなんてものを10年以上やってきた。ただ、ここのところhttps化だとかいろいろあってよくわからなくなってきたのと、ひょっとしてあまり読まれてなくない?ってことで、引越してみることにした。 もともとが面倒くさがり屋なので…

ChatGPTがやってきた

GPT3の騒動も落ち着かないうちに早くもGPT4が一昨日にはリリースされて、界隈はさらにGPT一色に染まっている。といった感想を持つ今日この頃です。 まぁ、素人のぼくが言えることなんてあまりないんだけれど、なんだかこのお祭り騒ぎが楽しい。この騒動を「…

1年の締めくくりというか、1年の始まりというか、また見たキミの夢について

「お義父さんの中学生や高校生の頃の写真ぜひ見たいですね」 と、娘と先月入籍したばかりのある意味ピッカピッカの娘婿が、大晦日のご馳走をたらふく食べて飲んだ赤い顔で言った。 本気なのか話の流れからの義理なのかはわからない。だけど、そう言われて、…

2023年(今年)、ぼくは60歳になる

久しぶりに引っ張り出したAppleのKeyBoardが打ちづらい。「あれっ?」ぼくの指ってここ数年で伸びた?それともぼくの手自体が急成長した?ってくらい、やたらとキーボードが小さく感じられる。その全体のサイズ感と言い、キートップの大きさと言い。 そんな…

ジャイロ機能が使えないぞ!! (PS5がやってきた(2))(沼りつづけるAPEX)

結局のところ、PS5がなぜ欲しいと思ったかというと、APEXでもっと強くなりたいというその一途で無謀な思いからだった。前回も書いたとおり、知人の「PS5にしたら簡単に今より(Switch使ってるより)強くなりますよ」という断言がなければ、ぼくはそのままSwi…

PS5がやってきた(1)

「やってきた」っていうのは何だか少し違う気もする。決して勝手に向こうから望んでやってきてくれたわけではない。しかも、PS5は現在でも入手困難なもののひとつであり、欲しいからと言ってそんじょそこらに売ってもいないのだ。そういったことをなんとなく…

夏がくる

すでに学校の夏休みもはじまったわけだし、ずっと以前からクーラーの世話にもなりまくりなのだから、いまさらって感じではある。『夏がくる』ってよりは『夏がきた』だろ。「夏なんてとっくにきてる」と言われれば、確かにそうだ。だが、どうもしっくりこな…

またしても誕生日がきたので…

また私のことをネタにしてる。 キミはそう言って怒るだろうか。 確かに、このブログにキミがかつぎだされる頻度が高いのはわかってるし、内心すまないとも思っている。ほんとに。 でもいたしかたない。適当にあきらめてくれ。 僕はまだキミの誕生日を忘れて…

いつの間にやら2022年になっていた話(2)

昨年のいわゆるコロナのおかげでほぼ2ヶ月丸々休業となったのがおよそ1年前のできごとだった。そんな日々が来るなんて思いもよらなかった。まるで天から降ってきたような休業だった。 今考えるにそんなにまとまった時間があったのにこのブログも更新せずに…

いつの間にやら2022年になっていた話(1)

別に今日の今日まで年が改まったことにすら気づいてなかったなんてわけではない。さすがにそこまではボケていない。はずだ。 しかしながら、ボケてはいないはずなんだけれど、さてたまにはなんか書こうかと自分のサイトをふりかえってみたら、今年に書いたも…

立花隆さんの訃報

近年具合は決してよくないんだろうなと漠然とは思っていた。ぼくをはじめ「読者」であるぼくらは、つねに立花氏のあらたな知見を求めていた。『知』に貪欲だった立花氏が、近年なにを考えなにを感じて日々を送られていたのか、ぼくには知る由もない。ただそ…

まさかAPEXにはまるとは…という話

この歳になっていまさらゲームにはまるなんて思ってもなかったですよ。元来から手先は不器用でゲームなんてものは昔から苦手だったし。世代的にはインベーダーゲームを高校生の頃に経てきた世代だし、ゲームセンターでアーケードゲームとしてスーパーマリオ…

HHKBと過ごした1ヶ月について

結論として、この1ヶ月の間、HHKBを使いつづけている。もちろん、使い勝手の悪さはある。MacのMagic Keyboardとの一番の違いは、コマンドキーを使わなくなったことだろう。最初の頃はいかにしてコマンドキーを使うかということに苦心した。Macのときから重宝…

HHKBがやってきた

午前中はかなり興奮していたんだけれど、無事にAmazonに注文したHHKBが届いた。あれだけ書いておいて届いた結果を書かないわけにもいかないので少し書こうと思う。 ここで早くも「少し」なんて表現を使っていることで察してほしい。うん、ちょっとテンション…

本日、HHKBが届きます

今日は水曜日。仕事は休み。クロネコさんがやってくるのを待っている。 ここ数ヶ月、いやHHKBの存在を知ったときから数年以上、買うべきか買わざるべきか迷いに迷ってきた。ときにはあきらめ、ときには憧れ、ときにはカートに入れてまた削除してを繰り返し、…

2021年の抱負(?)とやらを...

大晦日には東京の新型コロナウイルス感染者数が一気に1000人を越えたり、新年7日には2500人近くにさらに増えたりして、1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に『緊急事態宣言』が発出される事態となった。 大阪府、兵庫県、京都府からなるいわゆる関…

やはり来年(2021年)もRollbahnダイアリーを使うことにした

ひとつ最初に報告をしておこうと思う。昨年もダイアリーをどれにするか迷ったし、そもそもダイアリーなんかいらないじゃんって結論に至ったにもかかわらず、表紙に惹かれてRollbahanをまた買ってしまった。詳細は以前にも書いた。 結局またしてもRollbahnダ…

大したことはなにもないけれど…57歳になりました

今年も娘から誕生日プレゼントが届いた。ここのところ、「塩まくら」だったりちょっとしゃれっけのあるNIKE風にNEKOと書かれたTシャツだったりと、感心するくらいにがんばってくれている。

カテーテル検査よ、やはりお前もかぁ…って話(2)

おそらくこの調子でいくと、またしてもこの「カテーテル検査よ、やはりお前もかぁ…って話(1)」シリーズは終わらない。という危惧のもと、ぼくが倒れたときの話は大幅に端折ることにした。とっても残念だけどそこに時間を費やしているとタイトルになっている…

カテーテル検査よ、やはりお前もかぁ…って話(1)

ずっと書いてきたとおり膵臓は相変わらずなわけなんだけれど、今度は心筋症の疑いということで検査入院を勧められ、このコロナ禍のなか大阪の病院に5日間お世話になってきた。 早ければ2泊3日。先月末に外来初診を受け持ってくれた医師は、なんとか入院を回…

そうか、こんな夜は『中国行きのスロウ・ボート』を読み返すくらいがいい

正直に言えば、特に村上春樹が読みたくなったわけではない。僕は自然言語の形態素解析プログラムを書いていた。そこで頻出単語をカウントするのに適当な文章はないかと物色していたところ、たまたま手近にあったのが村上春樹の文庫本だっただけの話だ。はな…

彼女は振り返りもせず改札の向こうに消えた

帰省していた娘を最寄りの駅まで送ってきた。なぜだかここのところ、それがぼくの役目になっている。去年のお正月もそうだったし、今年の夏もそうだった気がする。自宅の玄関前で、ぼくと娘は車のなか、娘の母、祖母、叔母は車の外に並んで手をふる。祖母は…

伊根にある『舟屋日和』(鮨割烹「海宮」)に行って11月解禁の鰤しゃぶを食べてきた話

こんな歳になってものを知らなくて恥ずかしいのだけれど、世の中に鰤しゃぶなる食べ物があることを知ったのは、SNSの友人がたびたび投稿する写真によってだった。その友人は東京在住で、さすが東京には美味しいものがいろいろとあるもんだと感心していた。ま…

結局またしてもRollbahnダイアリーを買ってしまった2019年の秋

正直なところ、来年のダイアリーをどうしようなんてことすらすっかり念頭になかったのだ。なぜなら、数年来ダイアリーを買っても長続きしない。もって半年、今年のなんてはじまり月の去年の10月を埋めただけで、ダイアリー上では今年にすらなっていない。そ…

とくになにもない日曜日の夜について

タイトルのようにとくにこれといってなにもない日曜日の夜をすごしている。机の上にはちょうど飲み頃になった水出しコーヒーが入ったカップを置き、肩のこらない聞き慣れた音楽を流し、溜まった記事に目を通していたら21時を過ぎていた。 昨日から右足の調子…

考えたとおりに生きなさい。そうしないと、いずれは生きたとおりに考えはじめてしまうから。

ポール・ブールジェ(Paul Bourget)というフランスの作家がいたらしい。調べてみると、彼の生涯は1852年に開かれ1935年に閉じられた。そして当事、彼が著した『弟子』という作品は高い評価を受けていたらしい。モーパッサンとも親交が厚かったらしいのだが、…

第9回おかやまエンデューロに出た話(3)

さて、前回は抜くなら右から抜くという話をくどくどとしたように思う。勝手にルールを作るなという指摘もあろうかと思う。けれど、これだけたくさんの人間が同じサーキットコースを使って走るのだから、ひとつ筋の通ったルールがあっていいと僕は思う。マト…

『初恋の人の名前を検索してみたことがありますか?』---早瀬 耕 「未必のマクベス」を読む

文庫本の帯に書かれたその一文がなければ、本屋に平積みされた幾多の本のなかからその本を手にとることはなかっただろう。 かと言ってそんなに意表を突くような文章だとは思わないし、おそらくは誰もが経験のあることを問いかけているにすぎない。ただ、どこ…

吉田修一の『愛に乱暴』を読んだ話

さて、(ん? なにが、「さて」だ?)、各種SNSでやっぱり吉田修一はいいなと言ったあとなので、ここらで一応まとまった文章を書いてみようということである。 吉田修一、確かに『悪人』だとか、『さよなら渓谷』だとか、『怒り』だとか、ミステリー寄りな作…

第9回おかやまエンデューロに出た話(2)

9:15-9:25 ライダーズミーティング ライダーズミーティングとは、まぁ開会式みたいなもんです。昨年の第8回大会は、栗村修氏が、今年の第9回大会は、マトリックス・パワータグの安原昌弘監督からのありがたい話がありました。このライダーズミーティングは出…