昨年のいわゆるコロナのおかげでほぼ2ヶ月丸々休業となったのがおよそ1年前のできごとだった。そんな日々が来るなんて思いもよらなかった。まるで天から降ってきたような休業だった。
今考えるにそんなにまとまった時間があったのにこのブログも更新せずに、いったい何をしていたんだろう?
ひとつは、プログラムを書き上げた。それは間違いない。仕事用の有用なものでそれは現在も重宝している。
ほかには?
APEXをはじめた。
ん?APEX?
うん、当時のぼくもそんな感じだったし、今もまわりの反応はそんな感じだ。元来、ぼくはゲームが苦手だし、あの「マリオ」を自由に操れたこともなくて、いつもすぐに死んでしまう。そんなぼくがなぜわざわざAPEXを、って感じだよね。しかも、APEXってFPSだよ。還暦近い年寄りが手を出すようなゲームじゃない。ってことは、あとになって知ったのだから仕方ない。
ついでに言っておくけれど、1年経った今も決してうまくもなければ強くもない。なのに、現在のシーズン13「救世主」も後半のスプリットのランクマを開始し、ブロンズIIIには順調に上がれた。
できればそろそろ足を洗いたいと思わないでもない。なんせ膨大な時間を盗んでいくんだから。それがゲームなわけだし、それだけの時間を奪っていくくらいおもしろいからつづいているわけでもある。困ったもんだ。
そのほかになにかあっただろうか?
そうだ、大事な変化があった。花と野菜を育てはじめた。以前にもローズマリーやバジルなどのハーブを育てて食べたりはしていたけど、今回は野菜だ。ゴーヤ、ピーマン、ミニトマトといったところ。朝夕の水やりはもちろんのこと、鹿や猿の餌食になっていないかと心配になって、目が覚めたら一度はチェックし、深夜に帰宅してもスマホのライトをつけて無事に成長しているかを確認している。
はじめた頃はそんなつもりでもなかったんだけれど、近頃、これは猫を飼う代わりだなと思うようになった。野菜も花も生き物だからおもしろい。日々少しずつ良くも悪くも変化していくことに心を揺さぶられる。そして、猫が死ぬと今も引きずるくらいに悲しいのに比べ、申し訳ないが、花が枯れたり野菜がうまく育たなくてもそこまでは悲しくない。そのうちブロッコリーが枯れたと言って泣くかもしれないけど。今のとことはそんな心配はない気がする。
つづく、たぶん…