2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧
夕方のニュース番組を見ていたら、ジョン・レノンのHappy Christmas - War is Overが、流れていた。毎年のことだし、それ自体はなんら珍しいことでもなくて、聞き流すつもりだったのに、ふと自分でも意表を衝かれて、涙がこぼれそうになった。 だから、とり…
そろそろ、みなさんも気づいていることと思うんだけれど、この物語って、羊が家にやってきた以外なにも進んでないよね。いわゆる、物語らしいわくわくするような展開や意表をつく場面展開だとか、作者である僕が言うのもアレだけど、そんなものが致命的に、…
仕事を終えて、僕は仕事場の駐車場にたどり着いた。外灯の少ない暗がりの中、車屋が教えてくれたナンバープレートの番号を頼りに、車屋の代車を探した。やっと見つけた車は、お世辞にも礼が言いたくなるような車ではなかった。僕の180センチ近い体を乗せるに…
盲腸とか、脱腸とか、交通事故とか、骨折とか、出産とか、人生においては、なにかと入院しなきゃならない状況というのができてしまうものだけれど、幸運にも僕はそういう状況に遭遇したことがなくて、47年間、一日たりとも入院したことがなかった。
やっと雪が溶けて、春めいた日々がつづきはじめた頃、職場に向かう国道を走っていると、幾つもの動物の屍骸に出会う。 最初の頃、それは不幸にも車に轢かれてしまった犬か猫だと思っていた。しかし、あまりにもその光景にでくわす回数が多いことと、その大き…
このブログもおかげさまで閉鎖することなく、なんとか1ヶ月が過ぎた。ブログ歴としての1ヶ月なんて、大した時間の長さじゃないと、僕自身も思う。思うんだけれど、ごくごく私的なこの僕の1ヶ月にかぎって言うなら、それなりに長い1ヶ月でもあり、なんとか乗…
そもそも、羊は何をしに僕のところにやってきたんだろう? という、最初の、根本的なことが解決されていないわけだ。 しかしながら、僕はそれを羊本人に尋ねようとは思わなかった。なぜだろう? だって、相手は、羊だし。言葉を話すようにはまるで見えないし…