深き海より蒼き樹々のつぶやき

Sochan Blog---深海蒼樹

2019-01-01から1年間の記事一覧

伊根にある『舟屋日和』(鮨割烹「海宮」)に行って11月解禁の鰤しゃぶを食べてきた話

こんな歳になってものを知らなくて恥ずかしいのだけれど、世の中に鰤しゃぶなる食べ物があることを知ったのは、SNSの友人がたびたび投稿する写真によってだった。その友人は東京在住で、さすが東京には美味しいものがいろいろとあるもんだと感心していた。ま…

結局またしてもRollbahnダイアリーを買ってしまった2019年の秋

正直なところ、来年のダイアリーをどうしようなんてことすらすっかり念頭になかったのだ。なぜなら、数年来ダイアリーを買っても長続きしない。もって半年、今年のなんてはじまり月の去年の10月を埋めただけで、ダイアリー上では今年にすらなっていない。そ…

とくになにもない日曜日の夜について

タイトルのようにとくにこれといってなにもない日曜日の夜をすごしている。机の上にはちょうど飲み頃になった水出しコーヒーが入ったカップを置き、肩のこらない聞き慣れた音楽を流し、溜まった記事に目を通していたら21時を過ぎていた。 昨日から右足の調子…

考えたとおりに生きなさい。そうしないと、いずれは生きたとおりに考えはじめてしまうから。

ポール・ブールジェ(Paul Bourget)というフランスの作家がいたらしい。調べてみると、彼の生涯は1852年に開かれ1935年に閉じられた。そして当事、彼が著した『弟子』という作品は高い評価を受けていたらしい。モーパッサンとも親交が厚かったらしいのだが、…

第9回おかやまエンデューロに出た話(3)

さて、前回は抜くなら右から抜くという話をくどくどとしたように思う。勝手にルールを作るなという指摘もあろうかと思う。けれど、これだけたくさんの人間が同じサーキットコースを使って走るのだから、ひとつ筋の通ったルールがあっていいと僕は思う。マト…

『初恋の人の名前を検索してみたことがありますか?』---早瀬 耕 「未必のマクベス」を読む

文庫本の帯に書かれたその一文がなければ、本屋に平積みされた幾多の本のなかからその本を手にとることはなかっただろう。 かと言ってそんなに意表を突くような文章だとは思わないし、おそらくは誰もが経験のあることを問いかけているにすぎない。ただ、どこ…

吉田修一の『愛に乱暴』を読んだ話

さて、(ん? なにが、「さて」だ?)、各種SNSでやっぱり吉田修一はいいなと言ったあとなので、ここらで一応まとまった文章を書いてみようということである。 吉田修一、確かに『悪人』だとか、『さよなら渓谷』だとか、『怒り』だとか、ミステリー寄りな作…

第9回おかやまエンデューロに出た話(2)

9:15-9:25 ライダーズミーティング ライダーズミーティングとは、まぁ開会式みたいなもんです。昨年の第8回大会は、栗村修氏が、今年の第9回大会は、マトリックス・パワータグの安原昌弘監督からのありがたい話がありました。このライダーズミーティングは出…

第9回おかやまエンデューロに出た話(1)

昨年につづいて、2回めの出場。今回もアタック100を選択した。どうしても出場者がアタック100に偏るのも仕方ない気はする。 だって、男子は180kmエンデューロか、女子は150kmエンデューロ。時速30kmを維持できたとしても、制限時間6時間の設定でいくと、無…