深き海より蒼き樹々のつぶやき

Sochan Blog---深海蒼樹

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ハロウィンが、わからない

日本人が、なんで、クリスマスを祝わなきゃいけないんだ? っていう理屈は、たびたびこれまでにも目にしてきた。でも、なんだか、とりあえず、日本がキリスト教国でなくっても、まぁ仕方ないというか、それはそれでもう既に定着してしまってるんだし、いいん…

人間とは、思いやりで、できた動物だ

人間とは、いかなる環境やものにでも、いつかは慣れてしまう動物だと、高校の世界史の大西は、僕らに言い放った。 そうだ、発端は、授業中だった。 話の流れは忘れたけれど、 『オレ、実は、学生結婚だったんだ』 と、当時30代半ばだった大西が、言い出した。

キミは、カモノハシを見たか?(8)

さて、久々の更新だけど、前回の話は、覚えているだろうか? そう、ダニエル一家と一緒に、シドニーのサーキュラー・キーからフェリーに乗って、僕らはタロンガ動物園を目指したのだった。 思い出してくれたなら、いい。ダニエルというのが、僕らが勝手につ…

せめて、暇つぶしの役に立てたなら

あなたは、どんな理由があって、ブログを開いてその記事を読むんだろう? ひとつには、実用的な必要があって調べたいこと、知りたいことがあって、Web検索をして、ブログに辿り着くこともあるだろう。 そんな人に対して、おそらく、僕のこのブログはあまり役…

加藤はいね、見つけた!

以前に、『不活性で怠惰なワタシの肉体の神秘』という、変な名前のブログがあった。それは、30歳過ぎの、加藤はいねという、処女看護師が書いている、むちゃくちゃ面白いブログとして、有名だった。 当時そのブログは、FC2のサーバーを使用していたのだけれ…

今更ながら、西野カナの『会いたくて、会いたくて』にハマった話

自分でもなぜ今更ながらに、西野カナの『会いたくて、会いたくて』にハマっているのか、その理由がさっぱりわからないのだけれど、ここしばらく、♪会いたくて、会いたくて、震える♪と、歌詞をここまでしか覚えてないせいもあって、このフレーズばかりが脳内…

ゼームス坂の思い出

今朝、NHKの「日曜美術館」を見ていたら、不意打ちのように、懐かしい名前に出会った。 それが、『ゼームス坂』だ。 今日の番組は、彫刻家・高村光太郎の特集だった。彼の生涯を辿るなかで、その妻、智恵子が、南品川にあったゼームス坂病院に入院したと、紹…

重症急性膵炎(3) - 僕の病気

ナースステーションのすぐ裏にある、名ばかりの集中治療室で、僕はまた聞きなれない言葉を聞かされた。 それが、『多臓器不全』という言葉だ。 【多臓器不全】 『多臓器不全』。もしくは、MOF:Multiple Organ Failure それは、ある意味、ずっと昔からある、…

『羊飼い』について、考える

昔々、僕は羊飼いになりたいと思った。 そう、おそらくは、誰にだって人生の中で一度くらいは羊飼いになりたいと思ったことがあるように。 もしくは、誰もが一度は詩人になりたいと思ったことがあるように。

重症急性膵炎(2)-僕の病気

前回の重症急性膵炎(1)-僕の病気から、すでに1年近くが過ぎたことになる。前回だって、重い腰をあげてやっと少し書いたのだったけれど、そのつづきは、更に億劫になって、書けずにいた。でも、時系列でなくてもいいし、病理学的でも、厳密に正しくなくても…