深き海より蒼き樹々のつぶやき

Sochan Blog---深海蒼樹

ChatGPTがやってきた

データから学ぶAI

 GPT3の騒動も落ち着かないうちに早くもGPT4が一昨日にはリリースされて、界隈はさらにGPT一色に染まっている。といった感想を持つ今日この頃です。
 まぁ、素人のぼくが言えることなんてあまりないんだけれど、なんだかこのお祭り騒ぎが楽しい。この騒動を「バカ」騒ぎと言う人がいるのは知っている。でも今回はこの「バカ」の中に入っていたいと思う。  流行りものには乗ってしまうタチなんだけれど、TikTokはアカウントさえもっていない。TikTokさ中で楽しそうに踊っている人たちは他のSNSでも共有されて見る機会も多いし、時には開いて見ることもある。けれどわざわざアカウントを作ろうとか、自分も投稿をしようという気にはならない。別にdisってるわけではない。明確な理由があるわけでもなく、合う合わないっていうのは流行についてもあるよねっていう話。
 もしくは、過去に「バカ」騒ぎをしたMastodonも楽しかった。mstdn.jpの彼の頑張りやまわりの支援、その後のストーリーなど、いろんな意味で楽しませてもらった。そこで知り合ってそこだけで終わった人がほとんどだけれど、イヤな思い出はないし楽しかったとしか言いようがない。でも今は使っていない。Twitterの今後が注視されるなか、今後またMastodon型のSNSに注目が集まることもあるかもしれないとは思ってるけど。

 ChatGPTとはなにかをChatGPT自身に説明してほしいと頼んだら、以下のような回答だった。
"ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理のための人工知能(AI)技術の一つです。ChatGPTは、GPT-3.5アーキテクチャを採用しており、大量のテキストデータを学習することで、人間との自然な対話を行うことができます。
 ChatGPTは、ニュース記事、書籍、Webページ、電子メール、チャット、そして他の多種多様なソースから抽出された多量のデータを使用して、トレーニングされます。トレーニング後、ChatGPTは、人間との会話のような自然な対話を生成することができます。ChatGPTは、一般的なチャットボットと同様に、人間の質問に回答したり、注文を受け付けたり、問題を解決したりすることができます。
 ChatGPTは、カスタマーサポート、言語翻訳、自動要約、文章生成、自動応答メールの作成など、さまざまな言語処理タスクに活用されています。ChatGPTは、自然言語処理における最新技術の一つであり、今後ますます重要性が高まっていくことが予想されています。"

 なんて自然な文章なんだろうというのが、今回のChatGPTに対する最も素直な驚きだ。「この長い文章をAIが作ったって?丸パクリだよね?」って言いたくなる。まぁ、丸パクリもあるんだろうけど、それにしてもこれはすごいと言うしかない。今までもいくつかのbotと対話してきたけれど、ついにここまで来たかという思いをChatGPTには感じた。おそらくはほかのみんなもそれを感じたからこそ、これだけ大騒ぎしているんだと推測する。

 法律面などでいろいろと問題もあるようだ。ChatGPT自身が言うように、"ニュース記事、書籍、Webページ、電子メール、チャット、そして他の多種多様なソースから抽出された多量のデータを使用して"、彼or彼女は学んでいる。そのデータとやらは誰のものなのか?無料で勝手に使っていいのか?といった問題が出てきている。いかにも自然に人間同士の対話のように答えを返してくるものだから、ついついそういった部分が隠れてしまう。
 おそらく今後はこういったAIの都合悪い面も出てくるだろう。そしてAIの発展を望む人と望まない人も出てくる。それらを解決していくのはAI自身ではなく、人間なんだろうなとも思う。心の片隅で、シンギュラリティなんて言葉を呟きながらも。