深き海より蒼き樹々のつぶやき

Sochan Blog---深海蒼樹

ひとりごと

僕は、ここにいる

おそらく、この記事が今年(2013年)最後の記事になりそうだ。 早いもので、また1年が終わっていく。 残念ながら、年初に掲げた、短編小説の一つでも…なんていう甘い夢は、今年も果たせなかった。かれこれ30年、信じられないことに、僕はたった一つの短編小説…

凍てついた夜に

そろそろと、本格的な冬になろうとしている。勿論、そんなことは日本全国共通なことではあるのだけれど、僕が住んでいる此の地では、本格的な冬というのは、雪を意味する。 そして遂に、此の地でも、朝方には、うっすらと2cmほどの積雪があった。そのせいか…

猫の催促

うちには、猫が二匹いる。 最初の一匹は、ペットショップでもらってきた。買ったのではなく、タダでもらってきた。 そのペットショップには、店の隅に『もらってくださいコーナー』というのがあって、飼い主を募集している子猫と子犬がいたりする。いつもい…

ハロウィンが、わからない

日本人が、なんで、クリスマスを祝わなきゃいけないんだ? っていう理屈は、たびたびこれまでにも目にしてきた。でも、なんだか、とりあえず、日本がキリスト教国でなくっても、まぁ仕方ないというか、それはそれでもう既に定着してしまってるんだし、いいん…

人間とは、思いやりで、できた動物だ

人間とは、いかなる環境やものにでも、いつかは慣れてしまう動物だと、高校の世界史の大西は、僕らに言い放った。 そうだ、発端は、授業中だった。 話の流れは忘れたけれど、 『オレ、実は、学生結婚だったんだ』 と、当時30代半ばだった大西が、言い出した。

せめて、暇つぶしの役に立てたなら

あなたは、どんな理由があって、ブログを開いてその記事を読むんだろう? ひとつには、実用的な必要があって調べたいこと、知りたいことがあって、Web検索をして、ブログに辿り着くこともあるだろう。 そんな人に対して、おそらく、僕のこのブログはあまり役…

『羊飼い』について、考える

昔々、僕は羊飼いになりたいと思った。 そう、おそらくは、誰にだって人生の中で一度くらいは羊飼いになりたいと思ったことがあるように。 もしくは、誰もが一度は詩人になりたいと思ったことがあるように。

秋を楽しむ

天気のいい日がつづいている。暑すぎることもなく、寒すぎることもなく、長袖のシャツを腕まくりして着ているのが丁度いいくらいが、僕の理想だ。 夏は、薄着で済むのは楽だけれど、それだと、このだらしのない身体を隠し切れてないような、一抹の不安と恥ず…

キーボードを叩く音に酔いしれて

別段、そんなに大慌てで書かなくてもいいような気はするのだけれど、とにかく、今日も文章をアップしておきたいのだ。 それは、これと言った理由(わけ)が、あるとかないとか、といったこととも関係なく、ただただ、そうしたいという思いだけがここに存在する…

さてさて、肩の力を抜きつつも…そろそろ、いかなくちゃ

あれよあれよという間に、8月が終わろうとしている。自室の小さな作業机に置かれたワイヤレスキーボードに指を置いているだけでも、手首から肘にかけて机に接したところあたりから、いつの間にやら滲みだした汗で、作業机が汗まみれになっていて、気分を滅…

半沢直樹くん、倍返しも、10倍返しもいらないよ

ドラマ『半沢直樹』が面白くて、都合で放送を見れないときには、珍しく録画までして見ている。ドラマは、昨夜(8/11)で、第5話まで進み、次回から半沢直樹は東京勤務となり、大阪から東京の本社へとその舞台を移すようだ。

面倒だと思うってことは、むいてないってことなのかな?

なんだかこの頃、いろいろと面倒くさいのだ。わざわざ『この頃』なんて断る必要もなく、僕はいつだって面倒くさい人生を送っているわけだし、生来の面倒くさがり屋ではあるのだけれど、楽しみにしていたことや、自分でやろうとしたことさえも、ひどく面倒だ…

文字になり、カタチになるまでは、それは単なるアイデアにすぎないという話

先日というか、今月のはじめに、3日つづけてこのブログの更新をして、4つの記事をアップした。スケジュール的には、午後から休み、午後から休み、終日休みという風に、時間的余裕があってのことではあったのだけれど、なんだかすっかりと僕の頭は書く体勢…

傘はあるけど…

今年の梅雨は、早々と梅雨入り宣言がされたにもかかわらず、雨が少なくて、楽しみにしていた紫陽花の花も、「今年はなかなか咲かないね」なんて言ってるあいだに、いつが見頃かわからないまま、その季節を終えようとしている感がある。紫陽花自身にしても、…

たとえそれが冷蔵庫の説明書であってもーー理想の文章について

ブログをはじめて、8ヶ月が過ぎ、2013年としては半年が過ぎたことになる。 先月は、ありがたいことに、月間のページヴューが1000pvを越えた。突然、訪問とページヴューが増えた一番大きな要因は、テレビ番組の『世界ふしぎ発見』でフィッツジェラルド特集が…

あの頃の曖昧な記憶

フランソワ・トリュフォーの映画のタイトルをもじったわけではないけれど、あの頃の僕は、『大人はいつもわかってくれない』という不満を常々抱えている子供だった。 そして、不満と同時に、ひどく不思議で仕方なかった。だって、誰もがいきなり大人になるわ…

傷つくこと、傷つけることへの、ほんのひとりごと(多少の反省をこめて)

昔々、と言っても、今でもそう思っていることではあるんだけれど、人と人が暮らしていくのはとても難しく、人はいつだって誰かに傷つき、そして誰かを傷つけている。 僕が、まだまだ子供だった頃、まったくの手加減なしに、僕は両親に心ない言葉を吐きつづけ…

僕にとって億劫で憂鬱なこと

少し前から、僕を憂鬱にさせていたことが、たった今、一応解決した。 それは、本当は、憂鬱になるまでもないような、些細なことであるし、どう転んでも期日までにはしなければならないことなので、さっさとやってしまえばいいことだったのだけれど、先延ばし…

時間はある

たとえば、僕の今日の予定が、午後2時から11時までの仕事だったとする。前日の就寝時間が、遅かったか早かったかは別にして、大抵の場合、僕は遅くとも8時頃には朝食を食べはじめる。 1日3回、毎食後に薬を飲まなければならないし、眠いからと言って、午…

今年の桜事情

今年の桜は早咲きで、福岡からいち早く届いた開花の知らせを皮切りに、東京では4月を待たずに散りはじめ、関西でも3月末で満開ということになっている。 入学式の頃には桜がないなんてことに今年はなりそうで、なんだかそれはそれで新入生たちに申し訳ない…

今日は何の日だっけ?

今年はというか、今年も、1月から1年がはじまったわけなんだけれど、4月というのも、1年のはじまりと思えるほどに、区切りの月ではあるわけです。それは、長らくの学校生活がいわゆる年度で区切られ、4月ー3月で1年というサイクルが身にしみているせ…

ここではない、どこかへ

今夜もこうして、僕はキーボードの上に礼儀正しく十本の指を乗せ、なんのひらめきもないままになにかを書こうともがいている。そんなに無理をして書く必要があるのだろうか?という疑問が、僕の頭に浮かばないわけではない。 そして、おそらく、考えるまでも…

別に、休んでるわけではないのです

このブログの更新が途絶えて、はや2週間、月単位に言い換えれば半月間あまりになるわけですが、みなさん、いかがおすごしでしょうか? 勿論、みなさんのご健勝とご多幸を祈念しながらも、僕だって毎日ブログ更新のため、記事作成のため、努力を惜しんでいる…

コンビニのバイト店員が、嫌いだった頃の話

珍しく、2日つづけて、コンビニを利用した。ここで僕が言うコンビニとは、FァミリーMァートとか、Lォーソン、SブンEレブンの3大手のことをさしている。残念ながら、お弁当のおいしいSブンEレブンは、もう数年単位でご無沙汰している。なぜなら、我が家から…

抱きしめること、もしくは、触れることについて

僕の娘は、はや高校生になってしまって、ずいぶんと長い間娘を抱きしめた覚えがない。じゃれ合ってスキンシップたっぷりに遊んでいたのも、小学生までだったように記憶している。 まぁ、でも、子供とはそんなもんだろうな。特に、女の子だしね、今では、こっ…

「AV女優一覧」かぁ…

先日読んだ記事によると、2012年のWikipediaの日本語版で最も読まれた記事が、『AV女優一覧』だったらしい。 Wikipedia日本語版で2012年に最も読まれた記事は「AV女優一覧」、英語版は「Facebook」 AVとは、いわゆる、Adult Video の、略のはずで、そうなの…

2013年、新年の挨拶みたいなもの

明けましておめでとうございます。 無事に2012年を越して、新たなる年を迎えることができました。 やはり、この大晦日と元旦が、一年の区切りをもっとも実感する区切りであるのは、幾つになっても変わらないわけですが、あの2ヶ月の年末年始をまたぐ入院生…

クリスマスの夜だから、ジョン・レノンについて語ろう(とりあえず、2012ヴァージョン)

夕方のニュース番組を見ていたら、ジョン・レノンのHappy Christmas - War is Overが、流れていた。毎年のことだし、それ自体はなんら珍しいことでもなくて、聞き流すつもりだったのに、ふと自分でも意表を衝かれて、涙がこぼれそうになった。 だから、とり…

はじめて、1ヶ月

このブログもおかげさまで閉鎖することなく、なんとか1ヶ月が過ぎた。ブログ歴としての1ヶ月なんて、大した時間の長さじゃないと、僕自身も思う。思うんだけれど、ごくごく私的なこの僕の1ヶ月にかぎって言うなら、それなりに長い1ヶ月でもあり、なんとか乗…

自惚れと言い訳と敵前逃亡

「時間さえあれば、いつでも出来るさ」 というのが、僕のいつもの、これまでの、言い訳だった。 「やりたいんだけど(書きたいんだけど)、まとまった時間が継続的にとれなくて、書きだしてもなかなかつづかなくて…」 「時間さえあれば、書ける」んなら、時…