深き海より蒼き樹々のつぶやき

Sochan Blog---深海蒼樹

Rollbahnダイアリーを3冊も買う

Rollbahn 3

今年(s019年)の記事はこちら結局またしてもRollbahnダイアリーを買ってしまった2019年の秋

2020年の記事はこっちやはり来年(2021年)もRollbahnダイアリーを使うことにした

DELFONICSが出している、Rollbahnのダイアリーを使いはじめて、そろそろ丸3年になる。
 1年目は、気づいた時には、文具屋には売れ残ったものしかなくて、かなり地味な色のものを使う羽目になった。
 別に、Rollbahnでなければいけないとか、困るといったほどの、強い理由があるわけではない。
 けれど、今年は、サイズ違いで3冊もダイアリーを買うという、暴挙に出てしまった。

 その前に、Rollbahnダイアリーの特徴を、これまで使ってきたLサイズのダイアリーをもとに、説明させて頂こう。
 形状としては、僕の嫌いなリング式ノートである。
 見開き左ページのリングに近い部分が、とても書きづらい。リング式の致命的な部分だ。
 最初の方に、ブロック式の月間見開きダイアリーページがある。それ以降のページは、ひたすらに方眼ページがつづく。
 方眼は、目障りででない程度の品のよさで、とても書きやすい。
 不器用な僕でも、行頭を合わせたり、簡単な図を書くにも、方眼のラインが僕を優しくサポートしてくれる。
 そして、最後にビニールポケットが、8枚。
 いたってシンプルな構造だ。

 僕は、このRollbahnのダイアリーに出会うまでは、毎年ダイアリーを変えていた。
 これと言った、お気に入りに出会ったことがなかったからだ。
 毎年、毎年、文具屋や本屋のダイアリー売り場で色々と物色はするものの、これ!といったものはなく、1年を通して使い切ることがマレなくらい、ダイアリー難民であったわけだ。
 根本的には、ダイアリーが必要なほど多忙な生活を送っているわけでも、緻密な日常を送っているわけでもなく、ダイアリー持ってたって、そもそも自分自身を管理できてないし………

 にもかかわらず、そんなダイアリーいらずな僕が、なぜか、Rollbahnのダイアリーを、丸3年も使うようになった。
 3年前には、後ろのビニールポケットの便利さに感動した覚えがある。けれど、それだけで、ダイアリーを持ち歩く理由にはならない。
 僕は、Lサイズを使ってきたけれど、月間ブロックダイアリーのページは、ブロックが小さくて少々書き込みづらい。
 Mサイズは、女の子が、デートの待ち合わせ時間と場所だとか、彼と愛し合った回数だとか、健康チェック的なものだとかを、メモ程度に記号化して書き込むしかないくらいに、ブロックが小さい。
 というわけで、2015年用のダイアリーは、A5サイズのひとまわり大きなものにした。

Rollbahn1

 ピンぼけの雑な写真だけど、大きさはわかってもらえると思う。
 左から、A5サイズ、Lサイズ、Mサイズとなっている。
 A5サイズを買ってから気づいたんだけれど、見開きの月間ブロックダイアリーのブロックは広くなって書きやすくなったんだけれど、このダイアリー、鞄に入るのか?
 通勤に使っている鞄は、大きめな鞄なので入るに違いないのだけれど、休日に使うカジュアルな鞄には入らないのではと心配したけれど、なんとか入った。

 なので、来年は、A5サイズを使ってみることにする。
 ついでに、これまで使ったことのなかったMサイズも、ちょこっと使ってみる。
 もしも、A5サイズが鞄に入らなかった時を見越して、持ち歩き用にMサイズを買ったのだ。
 実は、Lサイズも欲しかったし、実際に買ったのだけれど、これは娘にあげた。いくらなんでも、3冊もダイアリーを持つ必要がないし、3冊併用するとなると、どのダイアリーもが中途半端になる可能性が高い。
 だから、そんな馬鹿なことをしないよう、自分では持てない、ピンク色のものを選んでおいたのだった。

 みなさんお気づきのように、Rollbahnのダイアリーを使う最大の理由は、その実用性ではない。
 この3年の間に、方眼も、ビニールポケットも、決して珍しくはなくなった。
 けれど、見た目というと身も蓋もない感じだけれど、Rollbahnのダイアリーが、僕の身近にあって、視界に入るだけで、気持ちいい。
 それは、この3年間、ほかの追随を許さないぐらいに、確固たる地位なのだ。
 今回、3冊のダイアリーが並んでいる姿を眺めながら飲むコーヒーが、100%インスタントであっても、どれだけ美味しかったことか。
 外装のビニール袋もとらずに、ずっとこのままとっておきたいと思ったくらいだった。

 文具好きとしては、と言うか、文具好きと名乗っていいのかわからないけれど、僕は文具フェチの部類に属するのかもしれない。
 文具を使うことよりも、その文具の見た目や存在そのものが、好きなのだ。
 たとえば、今、これを書いている机の上に、外装のビニールを破ってもいない(つまりは使えない)消しゴムが、ふたつ転がっている。
 だから、ダイアリーが3冊あっても、いいと思う。←やっぱり、Lサイズも欲しいなと思っている自分が怖い。←誰か、僕を止めてくれ。

ちなみに、今年は、XLサイズ、つまりはB5サイズの大きなダイアリーも新たに発売されているらしい。

2016年9月追記

結局のところ、定番中の定番であるLサイズが大きさとしては使いやすいというのが僕の結論です。これより大きいサイズのは、持ち運びや取り回しが面倒でした。