深き海より蒼き樹々のつぶやき

Sochan Blog---深海蒼樹

ロッテリアの、全部のせバーガーだと?

burger

 世の中には、いろんな食べ物があるものだ。見るからに美味しいものもあれば、見るからに不味そうなものもある。本当に美味いかどうかは、食べてみなければわからない。
 しかし、どう見ても、食べられそうにないものというものも、ある。

 見た目のグロテスクさとか、そういうことでは、ない。
 そういうことではないんだけれど、今日見かけたロッテリアの全部のせバーガーというのは、僕には無理だ。

 ハンバーガー+全具材 単品¥1,130.-

 まぁ、パティが、ビーフパティ・エビパティ・リブパティ・絶品チーズパティと、4段重ねな上に(重ねる順番は、オーダーの時に指定できるらしい)、スライスチーズ、半熟卵、ベーコン、レタス、キャベツなどなど、もう書くのも面倒なくらい、パンとパンの間にてんこ盛りに挟まっているわけだ。
 写真を見てもらえば、一目瞭然。

http://pbs.twimg.com/media/BWIY8lbIMAA_mqK.jpg:large?.jpg

 しかし、問題は、量が多すぎるとか、全部一緒に食べたっておいしくないんじゃない?とか、そういう問題ではない。
 つまりは、こんなもん、僕の口には入らないってことだ。

 自慢じゃないけれど、僕は、生まれてこの方、マクドナルドのビッグマックはもとより、ダブルチーズバーガーですら、食べたことがない。
 レギュラーサイズのハンバーガーですら、苦労しているのだ。
 小洒落た食べ物を、こぼさずに上手に食べるテクニックが、僕には身についてない。
 そして、決定的な要因としては、僕の口は、小さいのだ。
 身長は180cmはあろうかという、大男なのに。顔だって、決して小顔なんて言えない大きさなのに。なぜか、口が小さい。

 「食べる前に、具がはみ出ない程度に、上下から押して食べやすくすれば、いいんですよ」と、いとも簡単げに、人は、言う。
 しかし、だ。

  1. 具がはみ出ない程度に、なんて言われても、僕が押せば絶対に、具がはみ出てしまう。
  2. 僕は、あの形のまま、食べたいのだ。(ちなみに、僕は、茹で栗を食べるときも、真っ二つに切ってスプーンでほじくって食べたりしない。きちんと、包丁で皮を剥いて、栗の形のまま食べる)
  3.  そう言えば、サブウェイのサンドイッチだって、僕には難易度が高い。
     田舎に住んでいるおかげで、サブウェイ自体がない。だから、「サブウェイに連れてって」なんて、体を魅惑的にクネクネさせながら誘われることもないので、僕は安心して日々を送っている。
     大盛りだとか、特盛りだとか、それはそれでもいいんだけれど、ハンバーガーに関しては、僕は、現状の2/3スケールの、食べやすさを求めたものが出てきてもいいような気がしている。