ここのところ、休みが丸々1週間とれなくて、しかも、重症急性膵炎発症後初となる宿直番もその間にこなしたら、すっかりと体がダウンしてしまった。
それは、ある意味予想されたことではあるし、予想されるからこそ、そうならないようにこれまで慎重に暮らしてきたのだけれど、まぁ、あまりにも予想通りな結果に、あらためて自分の体の限界を思い知らされている。
さて、今後、どうしたもんだろう?
体調とともに、気持ちも一日中めまぐるしく変わっていく。
お腹がすいて、食べたいと思うこともあれば、痛くて痛くて、二度と何も食べたくないと思うときもあるし、陽気に笑えるときもあれば、とにかくお腹が重たくて一歩も身動きすらできないときもある。
さて、どうしたものだろう?
今日、新たに保険に加入してきた。これから10年、60歳までの保険だ。手続きをしていると、過去3年間の病歴云々のところで、手が止まってしまった。
結局、記入用紙を家に持ち帰って、古い入院の資料をひっくり返したり、ダイアリーを引っ張り出してきて、入院日などを確認する作業に追われる。現在飲んでいる薬の名前を、とても小さな記入枠の中に、もっと小さな文字で埋めていったりもした。
- 重症急性膵炎による2ヶ月の入院
- 膵嚢胞の肥大を解消するためのステント挿入手術と、院内感染による1ヶ月の入院
- 膵炎の原因でもあった胆石をとるためと、再発防止のための胆嚢全摘出開腹手術による1週間の入院
毎年繰り返された手術と入院。
胆嚢全摘出手術を開腹手術でしたため、この前にも書いたとおり("こちら”)、縫合跡が痛いこともある。
しかし、今回のは、そういうのではなくて、根本的な内臓の痛みのようだ。気分的には、正直なところ、かなり滅入っている。
滅入るとかそういうこと以上に、肉体的にも精神的にも、痛い。
だったら、一日中寝込んでいればいいのだけれど、僕もそうするつもりではいたのだけれど、結局のところ、なにもせずに休日を終わらせたくないという貧乏性のせいもあって、横になりもせず、こうしている。
さて、どうしたものだろう?
大袈裟なのはわかっているけれど、でも僕の場合はあながち大袈裟と片付けるわけにもいかないことも、よくわかってきたし、あとどれくらいの時間が、僕には残されているんだろう?
今我慢すれば、この先に担保される時間をとるのか、先々なんてなにがあるかわからないのだから、今、使える時間を、多少無理をしてでも使った方がいいのか。
この無理のツケがこの先にくるのか、この先で、あの時やっておけばよかったと後悔することになるのか。
さて、どうしたものだろう?